子宮筋腫手術の決意から手術を受けるまでに半年かかる

手術を受けることを決意してから、実際に手術を受けられたのは半年後。なぜそんなに先になったのか。

大学病院で手術を受けるまでのプロセスに時間がかかる

子宮筋腫については、もともと近所のレディースクリニックの先生に指摘をされていた。エコーだけでは筋腫の正確なサイズや位置がわからないのでMRIを撮ることになった。そのMRIをレディースクリニックの先生に診てもらい、筋腫のサイズと位置から、手術自体はそんなに難しいものではないだろうとの意見をらもらい、手術を決意。大学病院への紹介状を書いてもらい、MRIデータとともに大学病院を受診。まずは産婦人科にて初診で診てもらい、手術の希望を伝える。すると次に、子宮筋腫に詳しい先生から手術についての詳細を聞いて手術の予約を取るために、別日に再診。大学病院の予約はなかなかすぐに取れないため、ここまでで1ヶ月。そこでやっと手術日程が決まるのだが、手術がみっちり詰まっていて、最短でなんと5ヵ月先。手術の決意から手術まで、6ヶ月かかった。病院によってはもっと早く受けられるところもあるかもしれない。

手術予約から入院までの流れ

手術の予約が取れたら、手術日の1ヶ月前までは、特にやることはない。手術までのスケジュールは以下のとおり。

  • 手術1ヶ月前 : 検査
  • 手術3週間前 : 手術詳細説明
  • 手術前日 : 入院

手術1ヶ月前に、健康診断でやるような内容の検査を受ける。手術に耐えられる身体かどうかを判断するためだ。その1週間後、つまり手術の3週間前に、検査結果を聞き、問題なければ手術の説明を受ける。どんな手術なのか、どこにメスを入れてどんな処置をし、何時間かかるのか、また、全身麻酔をするため麻酔科医からの説明も受ける。同時に合併症などのリスクについても説明があり、同意書を渡される。そして手術前日に、その同意書を持って入院となる。

手術に向けての身体の準備

手術が決まったら、健康には普段より気をつけたい。感染症などにかかったり、ほかの病気を患うと、手術が受けられなくなったり、延期になったりする可能性がある。また、低用量ピルを服用している場合は、手術後の血栓症のリスクが高まるため、手術の1ヶ月前からは服用を止める必要がある。喫煙も同じ理由から禁煙しなくてはならない。

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